要塞都市・パルマノーヴァで、
恩人に出会う!


2002.1.23

パルマノーヴァ編

イタリア北東部、最果ての街「トリエステ」から、ヴェネツィア方面に戻る事、約20分。
そこには、八角形の広場を持つ街、パルマノーヴァがあります。
まず、よっぽどのイタリア通な人か、要塞都市の研究者でなければ、おそらく訪れる事のない所!実際、日本人は非常に珍しいようで、多くの人々の注目を集めてしまいました。


パルマノーヴァは、星型城郭と呼ばれる構造の、言わば「要塞都市」。ヴェネツィア共和国の軍事拠点として、17世紀に造られました。 (日本で言えば、北海道・函館の「五稜郭」)
街自体が、雪の結晶のような形をしています。

街の中心には、大きな広場があります。ここは、イタリアで最初に造られた人工的な広場で、Piazza(広場)の発祥の地とも言われています。
中心にたどり着くまでには、いくつもの城壁や門を潜り抜けなければなりません!場所によっては、車が一台しか通れないところもあり、離合も大変!
軍事的に優れていると言う事は、平時には、とっても不便だと言う事がよく分かりました!



実は、この街をわざわざ訪れた理由は、私の北イタリアのボス、アダルベルト・シェンマさんに会うためだったのです!
この付近で、ヴァカンスを満喫中でした。
アダルベルト・シェンマ(Adalberto Scemma)さんは、イタリアで非常に有名な「サッカージャーナリスト」であり、 広告代理店を経営する社長さんでもあります!

日本のサッカー番組にも、度々出演されています。(TBSのスーパーサッカーなど)
そのシェンマさんとは、もうかれこれ6年のお付き合いで、イタリアでは、筆舌に尽くしがたいお世話をしてもらっています!(ミハエル・シューマッハやパウロ・ロッシに遭わせてもらったり…)

久しぶりの再会で、非常に盛り上がる二人でした!


シェンマさんが、セリエAのプレイヤーである、マウリツィオ・イオリオ(Maurizio Iorio)選手と共に出した本、
「CALCIATORI」

サッカーを通しての、二人の生き方や、雑学・クイズなども掲載されています。