街そのものが、美術館!花の都「フィレンツェ」 Pagina.6

もう一つのシンボル! ヴェッキオ橋 Ponte vecchio
フィレンツェの街を、大きく二分する、アルノ川に架けられた、フィレンツェ最古の橋が、 ポンテ・ヴェッキオ(Ponte vecchio)!3つのアーチが、非常に美しい橋です!

橋の上の両端には、貴金属・宝石店がずらりと並んでいて、いつも、世界中の観光客で賑わっています!
ヴェッキオ橋は、フィレンツェの、もう一つのシンボルと言っても、過言ではないでしょう!
元々ここには、肉屋や八百屋など、生鮮食品を扱う店が軒を連ねていました。
ところが、ヴェッキオ宮殿とピッティ宮殿をつなぐ、ヴァザーリ回廊が造られる事になり、時の権力者、フェルディナンド1世が、 その悪臭を嫌って、店を撤去させる事にしたのです!そして、集められたのが、金銀細工の職人達でした!
それ以来、「ヴェッキオ橋と言えば、貴金属・宝石店」という事になったのです!
ヴェッキオ橋 [QuickTime (2.93MB)]
それにしても、街の建物の上に、自分達専用の渡り廊下を造るなんて、凄すぎです! 確かに、雨にも濡れず、街の喧騒にも邪魔されずに行き来が出来たのでしょうから、さぞや便利だった事でしょう!
そう考えると、メディチ家にとってフィレンツェは、「街そのものが、自分の家」だったのでしょう!
かつては、川を挟んで、北側が、支配者階級のエリアで、南側が、労働者の暮らす場所でした。 その伝統が今でもあるのか、「南側のエリア(アルノ川左岸)の方が、安くて、気取らない、いい店が多い」と感じました!
食事や、買い物や、宿泊は、アルノ川左岸地区が、断然おすすめです!

しかしながら、フィレンツェの街は、どこに行っても、完全に過剰な数の、人や車やバイクで溢れ、 良く言えば「活気のある街」、悪く言えば「落ち着きのない町」なのでした!


落ち着きのない街?! [QuickTime (3.35MB)]
[フィレンツェ メニューへ戻る]