街そのものが、美術館!花の都「フィレンツェ」 Pagina.4

華やかな宮殿と庭園! ピッティ宮殿
15世紀の半ば、資産家のピッティ家の為に建てられた宮殿。
その後、メディチ家の邸宅となり、コジモ1世によって、現在の建物の姿に完成されました。
フィレンツェ最大規模を誇る、この宮殿には、パラティーナ美術館をはじめ、7つの美術館・博物館、庭園などがあります。
長さ200mの、ピッティ宮殿! [QuickTime (2.76MB)]



パラティーナ美術館は、ピッティ宮殿の2階にあり、メディチ家が集めた、ルネッサンスからバロックの絵画が 展示されています。
ラファエロの傑作の一つ、『大公の聖母』や、ティッツアーノの、『マグダラのマリア』などが、何と、 宮殿の各部屋の装飾品!
として飾られているのです!
その他にも、18世紀後半から20世紀前半にかけての、トスカーナ地方の絵画を集めた、近代美術館や、 メディチ家の、当時の隆盛振りが窺える、銀器博物館などなど、見所がたくさんあります!

そして、こちらが、宮殿の裏側にある、イタリア庭園、ボボリ庭園
彫刻・池・噴水などが点在する、イタリア式の庭園 です!
敷地面積は、4万5千平方メートルにものぼり、自然と芸術を、一度に満喫出来るのがポイントなのです!
この写真は、円形劇場と名付けられた場所から、庭園を望んだもの。
全部見て廻るには、かなりの体力を要します!
イタリア式の庭、ボボリ庭園! [QuickTime (3.03MB)]
14世紀、フィレンツェは、ヨーロッパ経済を動かす中心地として、活気にあふれていました!
元々は、薬を商い、毛織工場を経営し、銀行家でもあったメディチ家は、文化・芸術に対する理解が大変深く、その多くの当主達が、芸術家を育んで行ったのです!
そして、コジモから、息子のピエロ、孫のロレンツォまでの、約60年の間に、ルネッサンスは最盛期を迎えました!
まさに、メディチ家なくして、ルネッサンスはなし!なのでした!!
街のあちこちで見られる、メディチ家の紋章。
彼らが扱っていた、丸薬の玉、もしくは、金貨を、6個並べたものと言われています。


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