街そのものが、美術館!花の都「フィレンツェ」 Pagina.3

ルネッサンス絵画の殿堂!ウフィッツィ美術館!
ルネッサンス期における、絵画芸術の最高傑作を集めた、恐るべき、ウフィッツィ美術館
メディチ家、コジモ1世の命を受け、事務所(ウフィツィ)として建てられ、その最上階が、メディチ家所有の美術作品の展示室となったのです!
世界中から観光客が押し寄せ、文字通り「押すな!押すな!」の大盛況ぶりです!
入場出来るまでの平均時間は、約1〜3時間!朝早くから、ご覧の通りの大行列が出来ていて、 もうこれだと、作品を見る前から疲れてしまいます!
作品の数々を、一通り見て廻るのに、約2〜3時間はかかりますので、ここは何としても、この待ち時間を省かなければなりません! そこでお勧めしたいのが、事前予約なんです!
予約が大事! [QuickTime (3.80MB)]
前売り予約は、前日までに、フィレンツェの美術館共通の予約センター(055-294883)まで、電話を入れると可能です!
名前・国籍・希望日時を伝えて、予約番号をもらって下さい!(英語も通じます!)
そうすると、並ばずに、すぐに、窓口でチケットを購入出来ます!
ただし、予約してから、24時間以内に窓口を訪れないといけませんので、御注意を!
レオナルド・ダ・ヴィンチや、ミケランジェロ、ラファエロといった、ルネッサンスの3大巨匠を初め、本当に圧倒されるほどの所蔵数を誇る美術館です!
きちんと、じっくり見て行けば、丸一日でも足りない位!
古代の彫刻から、18世紀の絵画まで、展示室の番号順にディスプレイされていて、その様式などの 変遷を辿り易いのも、魅力的でした。
そして、拍子抜けしてしまったのは、「原画の数々が、思っていたものより、暗かった!」という事実!
私たちが、テレビや雑誌・図鑑などで目にしているものより、数段と、明度が低かったのです! 記憶に刷り込まれた情報に支配されていた為、初めのうちは、何だか、言いようのない違和感に包まれていましたが、目が慣れて行くうちに、その本物の凄さに、引き込まれるのでした!
やはり、百聞は一見に如かず!絵の具の盛り上がりや、質感など、実物は、その情報量において、コピーを、圧倒的に上回るものだという事を思い知らされました!
美術館の照明の下で見る、実際の原画は、こんな感じでした・・・。
何だか、すっきりしないでしょ?!
もちろん、きちんと照明の当てられたもの、色の修復の済んだものは、割と鮮やかでしたが、 やはり、ずいぶんと違って見えます!

ルネッサンス絵画の至宝を中心に集められた、約2500もの収蔵作品を、出来るだけ、じっくりと楽しんでくださいね! では、ここで、一句・・・。

『思い切り、ウフィッツィに一日使うべき!』



この美術館の入り口付近で、怪しげなパフォーマーの姿を見つけました!
どうやら、レオナルド・ダ・ヴィンチと、ダンテのようですよ!

1ユーロを払うと、一緒に、記念写真が撮れるというもので、この手のパフォーマンスとしては、かなりの人気を集めていました!
ダンテ役の人の表情が、何とも言えず滑稽で、観光客には大受けでした!
ダンテと、ダ・ヴィンチ [QuickTime (2.79MB)]


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