イタリア最北端の州都
「山岳地帯の街、トレント」


2002.5.13

異国情緒あふれる街へ!

アルプスとドロミテ山脈に挟まれ、イタリア最北端に位置する州
トレンティーノ・アルト・アディジェ州
「イタリアの屋根」(Vetta d'Italia)と呼ばれる程の山岳地帯にあります。
第一次世界大戦中の1919年に、オーストリア・ハンガリー帝国から、イタリアに編入されました。
南チロルに属するこの州は、スイスやオーストリアと国境を接し、ドイツ圏の文化・言語の影響を色濃く受けています。

約50%が森林という、自然豊かなこの州の州都が、トレント(Torent)
その街中には、異国情緒あふれる、独特の雰囲気が漂っています!


ルターやカルヴァンによる宗教改革に対抗して、カトリック教会の勢力を強めるために、
1545年から1563年まで開かれた「トレント公会議」

トレントは、その開催地となった事で、歴史的にも宗教的にも、ヨーロッパ中で知られる街になったのです。

その大きさに圧倒される、ブオン・コンシーリオ城。(CASTELLO DEL BUON CONSIGLIO)
実は、当時のカトリック勢力の力を誇示するために建てられたものなんです!

街のいたるところに、歴史を物語る建物やモニュメントが数多く見られます!


サンタ・マリア・マッジョーレ教会 (左)


聖人ビジリアーネ像(左)

非常に安全で、穏やかで、落ち着いた街、 トレント

たまには、こういうイタリアも良いのかも知れませんね!