ヴェローナの旅!
「ロメオとジュリエッタの街へ」


2002.1.12

ヴェローナ編

先史時代からの遺跡も多く、古の都として知られる ヴェローナ
北イタリアにありながら、イタリア最大の湖、「ガルダ湖」が、温暖な気候をもたらしています。
そして、街を走るイタリア第二の長さを持つ「アーディジェ川」は、地中海との最も古い交通路でした。
また、アルプス山脈のふもとに位置するため、「ヨーロッパの玄関口」とも言われているそうです。

アーディジェ川が、趣のある街中を流れています。

ヴェローナにおける最も有名な建造物が、広大なアレーナ。
今から、約二千年前に建てられたこの円形劇場は、かつての闘技場で、現在では、オペラの世界的な中心地として知られています。

1913年には、ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi)が、壮大な歌曲「アイーダ」を上演。
その他、多くの高名な作曲家・劇作家が歴史を築いて行きました。


19世紀半ば、外国からの支配によって低迷していたイタリア社会。そこに、イタリア人の心を一つにまとめて、イタリア建国へと導いた人物が現れた。
イタリアオペラの父と呼ばれるジュゼッペ・ヴェルディは、イタリア建国の鍵を握る人物である。彼のオペラが、人々に団結力と活力をもたらし、イタリア共和国誕生の礎となった。

シニョーリ広場に立つ、ランベルティ塔。そして、野菜広場とも言われる、エルベ広場には、たくさんの露天が並び、いつも賑わっている。




しかしながら、日本人にとって最も馴染み深いヴェローナものと言えば、やはり「ロミオとジュリエット」の物語でしょう!

イタリア語的には、「ロメオとジュリエッタ」となります。
ロメオの家やジュリエッタのバルコニーをはじめ、物語にまつわるスポットがいくつもあります。
また、ジュリエッタへのラブレターが全世界から届けられる、恋文コンテストのようなイベントも、毎年企画されています。


それでは早速、ロメオが愛を告白した、ジュリエッタのバルコニーへ出かけましょう!