半島の国、イタリアの面積は、約30万1225平方キロメートル。
これは、日本の約75%にあたる広さです。
国土は、大陸部・半島部・点在する島々の3つに分けられます。
人口は、5740万人(1998年度)。歴史的に、諸民族が混合していますが、中心は、地中海系の人種です。(90%以上がカトリック信者)

イタリアの気候は、温暖で、四季の区別がはっきりしていて、全体的には、日本の気候とよく似ています。違うのは、夏に乾燥し、冬に比較的雨が多いこと。イタリアの時間は、日本より8時間遅れています。(サマータイムの場合は、マイナス7時間)日本の夜8時は、イタリアのお昼12時となります。

イタリア各地には、非常に個性豊かな地方都市が存在し、悪く言えば、排他的とも言える同郷意識(カンパニリズモ Campanilismo)がある。イタリアが、現在の国の線引きを果たしたのは、1871年のこと。

つまりは、ローマ帝国崩壊後、約1400年もの間、統一国家が存在しなかったのである。そのため、このような各地のアイデンティティーが、今もなお強く残っているのでしょう。
サッカーにおいて、セリエAの地元チームを、過剰と言える程、熱狂的に応援し、相手チームを心の底から敵視するのも、そのためなのでしょうか?!

また、国民総生産は、あまり高くないにもかかわらず、個人所得はやや高め。
つまりは、副業や地下経済が盛んだということになります。



イタリア料理に、ファッション、家具、日本人選手のセリエAでの活躍もあって、このところイタリアが大ブーム!
そして、もはや定番の人気を誇っており、多方面から注目を集めています!
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イタリア経済の中心地。「ミラネーゼ(働き過ぎる奴ら)」などと揶揄される程の、ビジネスエリア。ファッションの街としても、また、周辺に湖水エリアやリビエラ海岸などがあるため、観光客の拠点としても有名。 日本では、ベニスという名でおなじみの、いにしえの海洋国家。繁栄の歴史を背景にして、今もなお、独自の道を歩む。映画祭など、華やかなイベントの舞台となる、国際色豊かな都市。

ルネッサンス発祥の地。芸術都市としても、豊かな農耕エリアとしても名を馳せる。ミケランジェロの彫刻・ダヴィデ像を所蔵する、アカデミア美術館など、数多くのアートと出合える街。 ローマ帝国の中心地であった都市。1871年のイタリア統一以来、首都として機能。全世界の美術遺産の3分の1が、ローマとその周辺に存在すると言われる程、歴史的に重要なエリア。カトリックの総本山・ヴァチカン市国や、世界で、最も古くて小さい・サンマリノ共和国などもある。


陽気で人情味あふれる人々、ヴェスヴィオ火山やポンペイの遺跡などなど、今もなお残る、古きよきイタリアを感じさせるエリア。トマトたっぷりの料理に、情熱的なカンツォーネが味わい深い。 地中海の奥深くに浮かぶ島、サルデーニャ。そして、イタリア最大の島、シチリア。イタリア半島部にはない、ある種の独自性を持ったエリア。地中海・アフリカ文化の影響も大きい。