おじさん天国のイタリア！
どうして、おやじがモテるのか?
１０代・２０代の、若いイタリアの男達は、決まってこう言う…。
『早く大人になりたい！年をとりたい！
渋いおやじになりたい！』
若い事が特権であり、価値ある事だと思い込んでいる日本人にとっては、聞き逃せない言葉でありました。
イタリアでは、２０代くらいのきれいな女性は、ほぼ、４０代・５０代の「おじさん」に持って行かれてしまうのです！！
確かに、若いイタリア人男性は、マンマ(母親)との関係がまだまだ強く、自立していないような印象があります。
しかも、一般的に、若年層の所得水準は低いので、何かと、トホホな要素がいっぱいなのです！
服にもあまりお金を使えないし、車は、いつエンジンが落ちてもおかしくない、年季の入り過ぎたモノ！
つまりは、経済的にも精神的にも、余裕がない！
一方、「おじさん」はと言うと、ある程度、金銭的にゆとりが生まれ、融通の利く条件が揃い、伊達男に、ますます拍車がかかると言う訳なのです！
だからこそ、若い女性は、そんなおじさんの包容力にクラっときてしまう！！
日本では、粋に振舞う事も、伊達をキメる事も忘れ去ったおやじ達が、セクハラまがいのボディーランゲージ。
包容力どころか、「抱擁したい下心」が丸見え…。
立場やモノを使ってのアプローチでは、とても、モテているとは言い難いのです！
やはり、イタリア人のように、経験を積み、年を重ね、人格的にも深さが出てきてから、モテ始めるのが、健全であるように思います！
イタリアのおじさんたちは、本当にかっこいい！！
自分自身、『あんな、かっこいいおやじになりたい！がんばるぞ！』と感じる様な出会いがたくさんありました！
『年を重ねる事は、なんて素敵なことなんだ！』と心から思える、
成熟した『大人社会』が、そこにはあるのです！
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