遂に登場!アルファロメオ156 GTA |
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Vol.003 |
待ちに待った、アルファロメオ156の最強ヴァージョン
156 GTA が遂に発売されました! アルファロメオの屋台骨を支える156は、その社史においても、最も成功したマッキナと言えます。 それに続く147の成功も、156の好セールスがなかったらあり得なかったほど、重要な車であるのです。 かつてのGTAの様に、コンペティブで、軽量(Alleggerita)ではないものの、これまでのどのアルファロメオより、パワフルでハイパフォーマンスな仕上がりとなっています。 |
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ザガート・RZから、156 V6 2.5 マニュアルモデルに乗り換え、フィアットプントが買える位の費用をかけてモディファイした私としては、
その存在は、非常に気になるところ!(詳しくは、156モディファイ日記をご覧下さい)
果たして、その違いは! では、早速見てみましょう! エンジンは、GTVや166に搭載されている3リッターV6をベースにして、アルファロメオ最強の250ps/30.6kg-mを発生。 私の2.5リッターモデル・190ps/22.6kg-mの、約3割増の性能を誇る。 4速からでも、ぐんぐんと加速して、オートマ走行が出来るほど、トルクが厚い。いちいちシフトダウン&加速する必要がなくなる。(シフトミスが許され、楽々運転に…)
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内装の質感もすこぶる高くなり、やっと、500万円オーバーの車らしい出来になりました。
大きく張り出したサイドサポートつきのスポーツシートは、ホールド性はいいのですが、太腿から膝裏までも支えるフットサポートには、慣れないとかなり違和感を感じてしまうでしょう。 (ちょっと運転しにくい…。) マニュアルギアの剛性感も高くなり、これなら、クイックシフトに変えなくてもいいはず。 ペダルの配置は、右ハンドルV6よりかなり正しい位置にあり、クラッチは、これまでの半分位の軽さになっています。(女性にも扱いやすい) ホイールは、7.5J-17サイズ。タイヤは、225/45R17。フロントには、ブレンボのキャリパーがついて、ディスク径は、305ミリまで大型化されました。言うまでもなく、ブレーキが弱点のノーマルに比べて、格段の進歩。 私は、デザインが好きで、TGFの重たいホイールを選んだので、 ブレーキ性能も含めて、比較できないほど、156GTAの勝利。 足回りも、やはり、メーカーが直接開発をしている専用設計なので、ふんばりながらも柔らかい、「GTカー」セッティング。乗り心地も悪くない。 | ![]() ![]() |
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グッと控えめにした、エクステリアには、好感がもてるのですが、私には、新型GTAは、あまりにも大人すぎて、安楽すぎて、ワクワク感が薄いのです!
もちろん、マフラーを、音の良いものに換えたり、足をあと少し固めれば、私の156テイストに近づくはずなんですが、やはり、アルファロメオにしては、あらゆる面で余裕がありすぎる! この進化は、決して悪い事ではないはずなのに、ドライバーが「アルファを操る!」という楽しみを、ややスポイルしているようです。 もちろん、車に、そこまでの実用性を求めない、ちょっとだけスパルタンな私の場合に限っての事ですが…。 しかしながら、他の、よくある普通の車と比べたり、一般的な使用状況を考えれば、この156GTAは、とてつもなくファンなスポーティーカーなのです!本当に自信を持っておすすめできます! (BMWのM3に800万円も出すんだったら、この156GTAと、プントのアバルトを手に入れて、気軽なイタリアンライフを送った方が、間違いなく楽しいですよ!) ●ちょっと頑張って、思うままに操りたい人には、好みにモディファイした 156 V6 2.5 マニュアルモデルを! ●セッティングなど、面倒くさい事が嫌いで、気楽にアルファを楽しみたい人には、そのままの156GTAを! ●余裕のあるストイックな方には、仕上がりのいい156GTAを、わざわざ時間とお金をかけて、試行錯誤して行く人生を! というのはいかがでしょうか?! |
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今回は、福岡県福岡市内にある正規ディーラー、
アレーゼ・フィエラ博多さんに、ご協力いただきました。 実は、私、ザガート・RZも、ランチア・イプシロンも、レンジローバーも、156も、ここから買ったんです。 |
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